もうり農園

今週は先週までと比べて随分と暖かくなるようです。「三寒四温」などという言葉がありますが、こうやって暖かい日と寒い日が交互にやってきて次第に春に向かっていくのでしょう。
すでに夏野菜の種まきが始まっています。1番手は伏見甘長とうがらしと日光とうがらし。伏見甘長は辛くないとうがらしで焼きびたしや炒め物にピッタリのお野菜です。2月3日に育苗箱に種まきをしてビニールハウス内の暖かい温床の上で約3週間。ようやく発芽して双葉になりました。今は仲良く並んでいますがもう少ししたら1本ずつ鉢に引っ越しです。

先週末から随分とまた寒くなりました。3月に入っても寒い日が続きます。葉物の生育もちょっと遅れぎみです。
夏野菜の種まきも本格化していてビニールハウスの中に設置してある温床もいっぱいになってきています。芽が出てある程度大きくなったら温床から出すのですが、中に一種類だけずっと居座っているのがいます。写真はセロリです。1月の半ばに種を播いてから3センチほどの大きさになりました。セロリは人参と同じセリ科の野菜で、初期の生育がとてもゆっくりです。まだ本葉は２〜３枚ですが、ここから鉢上げをしてさらに本葉５〜６枚になってからやっと畑にデビューとなります。収穫は6月。ちなみにセロリの種もちゃんとセロリの香りがしますよ。

今日関東に春一番が吹きました。もちろん春がやってくるのはうれしいですが春一番はちょっと余計ですね。当農園の周りの畑の農家さんは皆この時期は何も栽培していません。畑は空っぽで、地面が植物に覆われていることもなく露出しています。そんな状態の時に春一番のような大風が吹くとどうなるか、、。一面砂嵐で、顔をあげていることすらままなりません。

じゃがいもの植え付けが終わりました。写真の黒いビニールで覆われた畝（うね）の中に、普段お届けしているのと同じいもを種芋として植え付けます。4月になると土の中からビニールを突き破ろうと芽が出てくるのでその部分のビニールを破って外に出してあげます。収穫は6月中旬です

暖かい日が続きます。ちょっと風が強めですがすっきりと晴れ上がってちょっと体を動かすと汗ばむ陽気です。体を動かすのがとても気持ちよく感じます。
天気予報とにらめっこしながら、あまり天気の良くない日にビニールハウスの中で苗作業です。鉢上げ作業がスタートしました。育苗用のトレイで仲良く並んでいた苗を一つずつビニールポットに移植して独り立ちさせていきます。写真は甘長とうがらし。これからピーマン、ナス、トマト、かぼちゃ、きゅうり、ズッキーニなど次から次へと種播き〜鉢上げのラッシュであっという間にビニールハウスの床が足の踏み場もないほどビニールポットで一杯になっていきます。